ダンスシューズと衣装の選び方について

-ダンスシューズの選び方-

ダンスをする上で欠かせないのがシューズ選びです。しかしこの時、見た目やデザイン性だけを重視するのではなく、やはり肝心となるのは足にぴったりとフィットしたシューズを選ぶことにあります。

シューズを実際に履いてみた時の履き心地、そして足の形、幅にフィットしているかどうかをしっかりと選択することを決して妥協してはいけません。 またシューズを選ぶ際には適した時間帯と言うものがあり、特に午前中や夕方頃には足が浮腫んで正常なサイズを測ることが難しくなるため、できれば日中の13時から16時頃に選びに行くことをお勧めします。 サイズ選びをする際に最も気を付けるべき点は、横の幅に重点を置くのではなく、つま先からかかとまでの縦のラインを意識してぴったりとフィットするシューズを選ぶようにしましょう。

横幅のラインに合わせてシューズを選んでしまいますと、踊っている中で次第につま先からかかとの部分が伸びてくることがあり、それをきっかけに縦のラインにズレが生じることがあります。 そのためダンスシューズを選ぶ際には必ず、かかとに余裕がないこと、またつま先まで履いた時の状態を確認するようにしましょう。 シューズを選んでいる最中では、つい横幅を気にしてしまうものですが、この点に関してはその都度足に合わせて調節することが可能なため、あまり気にする必要はありません。 また足の形状に合わせてイージーオーダーや、フルオーダーなどのチョイスも行えます。

-ダンスに適切な衣装とは-

衣装はそれぞれのシーンに合わせて選ぶものも異なってきます。例えばレッスン中の場合だと、身動きがとりやすく疲れにくいものが最適であり、この時にパーティー衣装などを着用することはありません。 また身体を冷やさないためにもパンツスタイルとスカートの両方を組み合わせておくことをお勧めしています。 パーティー衣装となってくると、華やかさや目を引く存在感というものが求められますので、本格的な装いも必要となってきます。 また競技用の衣装の場合になりますと、個人的な趣味や主観だけで衣装を判断するという訳にはいかず、演技を共にするパートナーとの見栄えや全体的なバランス、コーチなどの指導を仰ぎながら演技をより華やかに見せるために相応しい衣装が決められることになります。 さらに階級や団体によっても衣装の選択範囲が限られているため、種目に見合ったドレスは時間をかけて選ぶことが良いとされています。

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